Wowza Streaming Engine を使った VOD ストリーミングのセットアップ

はじめに この記事では、Wowza Streaming Engine で VOD (ビデオ・オンデマンド) でストリーミング コンテンツの配信を行うためのセットアップを行います。 作業の手順は、以下の通りです。 アダプティブストリーミング用の VOD ファイルの作成 SMIL ファイルの作成 ビデオファイルのアップロード Wowza Streaming Engine のセットアップ アダプティブストリーミング再生のテスト Big Buck Bunny サイト のビデオコンテンツをサンプルとして使うストリーミングコンテンツとします。 配信で利用する ビデオファイル はこちらを利用しました。 手順1: アダプティブストリーミング用の VOD ファイルの作成 アダプティブストリーミング方式でのストリーミング再生では、プレイヤーのネットワーク接続の帯域幅に合わせて複数のビットレートと解像度のビデオを切り替えながら、ストリーミングビデオを再生します。まず、FFmpeg ツール を使って、オリジナルのビデオファイルから、複数のビットレートの MP4 ファイルを作成します。 Ubuntu Linux への FFmpeg のインストールは以下のコマンドを実行します。 sudo apt install ffmpeg 参考までに、利用した FFmpeg のバージョンは以下になります。 $ ffmpeg -version ffmpeg version 4.4.2-0ubuntu0.22.04.1 Copyright (c) 2000-2021 the FFmpeg developers FFmpeg を使った複数ビットレートの MP4 のトランスコードにあたり、Gist で公開しているシェルスクリプトを利用します。以下のコマンドを実行して、ビデオのダウンロード、トランスコードを行います。 cd ~/ mkdir videos cd videos curl -O https://download....

2020/10/20 Â· @shigeyf

Let's Encrypt を使った Wowza Streaming Engine の HTTPS 証明書のセットアップ

はじめに 前回の記事では Wowza Streaming Engine のセットアップを行いました。 セットアップされたストリーミングサーバーは HTTPS サーバー証明書が設定されていないため、ストリーミングコンテンツや管理 UI は HTTP を使ってアクセスしました。 実際のサービスを公開する場合、HTTPS によるサービス提供が必要となります。 これは、サーバーサービス群の通信路のセキュリティ確保だけではありません。 ほとんどのウェブホスティングサービスの HTTPS 強制に伴って、Web ベースのプレイヤーをホストするサーバー (HTTPS) とコンテンツ (HTTP) の組み合わせは、既定で混在コンテンツを許可しないブラウザーポリシーのため、再生ができなくなる、という問題があります (前回の記事を参照)。 今回、Wowza Streaming Engine サーバーの以下のサービスに対して、HTTPS サーバー証明書の設定を行います。 サービス ポート番号 説明 設定箇所 HTTPS ストリーミング 443 既定の HTTPS を使ったコンテンツストリーミング conf/VHost.xml REST API インターフェース 8087 既定の REST API インターフェースを HTTPS に変更 conf/Server.xml Wowza Streaming Engine Manager 管理サービス 8090 管理画面へのアクセスを HTTPS 経由で行う manager/conf/tomcat.properties この記事では、前回の記事に引き続き、Ubuntu Linx 上にインストールされた Wowza Streaming Engine を対象とします。 HTTPS サーバー証明書の発行のまえに HTTPS サーバー証明書を発行するにあたって、いくつかのケースがあります。...

2020/10/10 Â· @shigeyf