キーボードのチルトスタンド (高さ調整用の脚) が折れた

現在、デスクトップ PC 用に Lenovo TrackPoint Keyboard II を使っています。

購入してから約3年になりますが、結構使い勝手がよくお気に入りのキーボードです。

  • Lenovo ThinkPad 特有のトラックポイントがついている (キーボード・マウスが1接続で利用できる)
  • USB接続と BlueTooth 接続の両方に対応
  • 電池不要で UCB-C で充電が可能

トラックポイントはキーボードのホームポジションから手を動かさずにマウス操作ができるので、 開発者向きと言えるのではないかと思います。

そのキーボードですが、先日使っていると、高さ調整用の脚 (チルトスタンド) が折れた!

壊れたチルトスタンド

他のユーザーも同様の状況に遭遇している

インターネットを検索すると、ちらほらと同様の事例が。 こちらが遭遇したのは破損事例7と同じような状況で、キーボードにくっついたままの状態で脚が折れている状態でした。

事例の中にはサポート修理や部品販売は行っていないとの情報もあり、 このキーボードを使い続けたいので、どうやって直すかが悩みどころでした。

3Dプリンターでプリントアウトしたチルトスタンド

壊れた部品をプラリペアで修理するという選択肢もありますが、また壊れそうということでやめました。

レノボの正規部品の販売を確認してみるという選択肢もありましたが、部品販売があっても、 結局また壊れてしまうかもしれない部品を使うのも考えものだったので、他の選択肢を検討してみることにしました。

皆さんの記事を見ていると、3D プリンターでプリントアウトしたチルトスタンドを使っている事例もあり、 こちらの方が正規品よりも丈夫との情報もあり、試してみる価値あり、との判断をしました。

Thingiverse という人気サイトで、 3D プリンターでプリントアウトができる TrackPoint Keyboard のチルトスタンドが公開されていました。 3D プリンターを持っている方は試してみるとよいでしょう。

これを機に 3D プリンターの購入も考えましたが、販売品もあるとのことで、販売品を探しました。 上記のファイルを印刷したものが eBay や Etsy で出品されていました。

他にも、メルカリやラクマでも同様の 3D プリンター品が出品されていました。

左右ペアでだいたい 500~1000 円程度で出品されているようです。

出品されているものを買ってみた

早速、出品されている3Dプリンター品を買ってみて、壊れたものの代わりに取り付けてみました。

3Dプリンター品を取り付けてみた

届いた品は、 ピッタリとはまるものではなかったですが、ニッパーとヤスリで少し形を整えてとりつけてみるとピッタリをはまりました。

正規品はゴム素材のソックスで滑り止めが付いているので少し心配はありましたが、 しばらく利用してみて、あまり気にならない感じです。

これでキーボードのチルトスタンドも元に戻り、 気に入ったキーボードを使い続けることができそうです。